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独りの少年
俺はとうとうその重い瞼『まぶた』を開いてしまった、そうこの瞬間長い物語が始まるのであった―――
此所はどこだぁ?
「うべぇッ!!」
何処かわからない場所で俺は横たわっていたのだ
口には砂が付いて
どうやら外のようだ、辺りはシーンと静まり返っていた
「砂が口にッ」
そう言い砂を払い重い腰をあげた―――
「此所・・・どこ?」
「つか~俺の名前なんだっけ?」
「え?え?何がどうなってんの?」
唖然する俺・・・
そりゃそうだ見知らぬ場所にいて昨日のことや自分の名前すら覚えてないありさまなのだから
とりあえず俺は辺りを見渡した―――
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