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銀『また、頼むわ』
ニコッと笑って、私の頭をポンポンを叩くと職員室に戻っていった。
もー、頼まれたくない。
まだ持っていくもの沢山あるなら判るよ?
教科書一つだけで、貴重な昼休みを削られたくないし!!
心の中で悪態を吐きながら教室に戻ると、また子が待っていてくれた。
優「また子ぉ…待っててくれたんだぁ!!」
ま『当たり前っス!優姫の分も買ってきたっスよ』
優「ありがとぉ」
また子は、こんな外見だから怖がられる事も多いけど、優しい一面もある。
短気なのが玉にキズだけど。
ま『たまには、屋上行って食べないっスか?』
優「屋上?良いよ」
急なまた子の提案に少し戸惑ったが、初めて行く屋上に内心ワクワクしていた。
教室に居ない人達は屋上で食べたり、中庭で食べたりしてるらしい。
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