第一話 始まりは突然に

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  また子も落ち着いてきたらしく、楽しい時間を過ごした。 たまには、こんなのも良いかも。 ま『あっ!もうこんな時間!!優姫、後は頼むっス!』 そう言い残し、また子はいつもの如く保健室に向かっていった。 土『アイツ…サボりか?』 優「うん。いつもの日課」 沖『じゃあ、俺らもサボりまさァ』 沖田くんは、当たり前のように私の手を取ると歩き出した。 私…サボるって言ってないけど! 優「ちょっ…沖田くん!私、サボらないよ!?」 沖『たまには良いじゃないですかィ』 土『おい!風紀委員のお前がサボってどーすんだよ!』 土方くんの言葉を無視して、屋上を後にする沖田くん。 私は道連れですか…。   沖田くんが向かった先は、中庭だった。  
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