第一話 始まりは突然に

10/13

274人が本棚に入れています
本棚に追加
/70ページ
  ……一体、いつまでこうしてれば良いんだろう。 チラッと時計を見ると、あと5分で授業が終わる時間だった。 この後は、HR。 優「沖田くん、起きて。もうすぐで、HRだよ」 少し気が引けたが、ココで起こさないと夜になってしまう。 沖『うーん…あと3時間…』 優「どんだけ寝るの!?」 言った後で口を押さえても、もう遅い。 私のツッコミは沖田くんにバッチリ聞こえていて、アイマスクを上にズラし下から私を見上げている。 沖『俺に起きて欲しいなら、チューして下せェ』 沖田くんの言葉に、私の目は点になった。  
/70ページ

最初のコメントを投稿しよう!

274人が本棚に入れています
本棚に追加