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沖『俺の話、聞いてやした?』
優「え!?あぁ…ごめん。聞いてなかった」
沖田くんが呆れたように、溜め息を吐いた。
沖『これから、どっか行きやしょう』
優「どこか?皆は?」
皆が居た場所に目を移すと、いつの間にか居なくなっていた。
何か、一言あっても良かったんじゃないのー!?
強制的に、沖田くんと二人になってしまった。
沖『ゲーセンでも行きましょう』
優「え?あ…うん」
正直、このまま帰っても良いんだけど…断ると後が怖い。
沖田くんに連れられるまま、ゲーセンに向かった。
お祭の後という事もあって、浴衣姿の女の子とかが沢山居た。
沖『あー…土方撃退ゲームとか置いてないんですかねィ』
優「いや。ある訳ないよ」
沖田くんにツッコミつつも、色々なゲームをやって楽しんだ。
意外な発見。
沖田くんはゲームが上手い。
結局、勝てずに終わった。
沖『おっ。ちょっと待ってて下せェ』
沖田くんは何かを見つけたのか、私を入り口近くにあるベンチに置いてどこかに行ってしまった。
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