第二話 祭はカップルだらけじゃねーかぁぁ!

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沖『俺の話、聞いてやした?』 優「え!?あぁ…ごめん。聞いてなかった」 沖田くんが呆れたように、溜め息を吐いた。 沖『これから、どっか行きやしょう』 優「どこか?皆は?」 皆が居た場所に目を移すと、いつの間にか居なくなっていた。 何か、一言あっても良かったんじゃないのー!? 強制的に、沖田くんと二人になってしまった。 沖『ゲーセンでも行きましょう』 優「え?あ…うん」 正直、このまま帰っても良いんだけど…断ると後が怖い。 沖田くんに連れられるまま、ゲーセンに向かった。 お祭の後という事もあって、浴衣姿の女の子とかが沢山居た。 沖『あー…土方撃退ゲームとか置いてないんですかねィ』 優「いや。ある訳ないよ」 沖田くんにツッコミつつも、色々なゲームをやって楽しんだ。 意外な発見。 沖田くんはゲームが上手い。 結局、勝てずに終わった。 沖『おっ。ちょっと待ってて下せェ』 沖田くんは何かを見つけたのか、私を入り口近くにあるベンチに置いてどこかに行ってしまった。  
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