第二話 祭はカップルだらけじゃねーかぁぁ!

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  屋台から抜けて、大広場に出る。 ココから少し歩けば、タクシー乗り場。 疲れたから、タクシー乗って帰ろう。 そう思ってたのに…。 銀『ほら。ヘルメット』 いつ回り込んだのか、目の前にはスクーターに乗った先生が居た。 優「いや…タクシーで帰るんで…」 銀『遠慮しないで乗りなさい』 無理やりヘルメットを被らされ、渋々スクーターに乗った。 銀『おいおい。手はココだろ?』 手のやり場に困って、先生の浴衣を掴んでいたけど、その手を腰に持っていかれた。 待って!! 凄く密着するんだけど!! 銀『しっかり掴まってろよー』 気持ちの整理がつかない内に、スクーターは走り出した。  
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