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屋台から抜けて、大広場に出る。
ココから少し歩けば、タクシー乗り場。
疲れたから、タクシー乗って帰ろう。
そう思ってたのに…。
銀『ほら。ヘルメット』
いつ回り込んだのか、目の前にはスクーターに乗った先生が居た。
優「いや…タクシーで帰るんで…」
銀『遠慮しないで乗りなさい』
無理やりヘルメットを被らされ、渋々スクーターに乗った。
銀『おいおい。手はココだろ?』
手のやり場に困って、先生の浴衣を掴んでいたけど、その手を腰に持っていかれた。
待って!!
凄く密着するんだけど!!
銀『しっかり掴まってろよー』
気持ちの整理がつかない内に、スクーターは走り出した。
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