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結局、皆で食べる事になった。
言い合いをしていた四人は、ブツブツ言いながら食べている。
でも、何だかんだ言って1Zの人達は皆仲が良いんだよね。
妙『そういえば、優姫ちゃん。聞こうと思ってたんだけど、好きな人は居ないの?』
優「え!?」
お妙ちゃんの、唐突な質問に箸を落としそうになった。
皆の視線が痛い。
優「そ…それは…」
銀『勿論、先生だよな』
後ろから声が聞こえたかと思うと、グイッと肩を抱き寄せられた。
妙『あら。そうだったの?』
神『意外アル』
え?
ちょっと待って?
皆、本気にしてない?
更に追い討ちをかけるように、銀八先生が決定打を打った。
銀『お前からも、言ってやれよ。私達付き合ってますって』
そう言いながら、顔を近付けて来た。
優「いやあぁあぁあ!!」
ドンッ!!
勘違いされるのも嫌だけど、皆の前でキスされるのも嫌だ!!
両手で押したお陰で、キスは免れた。
優「ま…まだ好きな人は居ないもん!先生も嘘つかないで下さい!」
沖『へぇ…嘘…だったんですかィ』
土『そうか。てめぇ…覚悟しろよ?』
銀『え…ちょ…お前ら、待て!!冗談だよ!冗談…ぎゃああああああ!!』
どす黒いオーラを纏った二人に引きずられ、先生は校舎裏に連れて行かれた。
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