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人が入り乱れているせいで、また子を探すのに時間がかかった。
ま『ふぅ…やっと、休憩に入れたッス』
優「お疲れ様。皆、凄い人気だね」
滅多に見れない男装と女装のせいか、色んな人が興味本位で集まってきてる。
優「何、食べようか?」
ま『うーん…これと言って、良いものがないッスね』
ブラブラと彷徨っていると、声を掛けられた。
母『ちょっと、あんた達!休憩かい?』
優「あ…八郎の母兼学食のおばちゃん」
母『いや…「八郎の母」いらなくね?』
ま『そんな事より、おばちゃんも何かやってるんッスか?』
また子の言葉に、チラッと見てみると学食のメニュー表が飾ってあった。
母『そうそう。何もしないよりは、こうして出してた方が良いでしょう?一般の客も居るし』
まぁ確かに。
学食が食べたい!って言う人も居るしね。
優「じゃあ、ココで食べようか?」
ま『そうッスね』
私たちは、おばちゃんに促されるまま中に入っていった。
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