第四話 行事ってのは、テンションが上がる

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  人が入り乱れているせいで、また子を探すのに時間がかかった。 ま『ふぅ…やっと、休憩に入れたッス』 優「お疲れ様。皆、凄い人気だね」 滅多に見れない男装と女装のせいか、色んな人が興味本位で集まってきてる。 優「何、食べようか?」 ま『うーん…これと言って、良いものがないッスね』 ブラブラと彷徨っていると、声を掛けられた。 母『ちょっと、あんた達!休憩かい?』 優「あ…八郎の母兼学食のおばちゃん」 母『いや…「八郎の母」いらなくね?』 ま『そんな事より、おばちゃんも何かやってるんッスか?』 また子の言葉に、チラッと見てみると学食のメニュー表が飾ってあった。 母『そうそう。何もしないよりは、こうして出してた方が良いでしょう?一般の客も居るし』 まぁ確かに。 学食が食べたい!って言う人も居るしね。 優「じゃあ、ココで食べようか?」 ま『そうッスね』 私たちは、おばちゃんに促されるまま中に入っていった。  
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