プロローグのようなもの

4/4

274人が本棚に入れています
本棚に追加
/70ページ
銀『そりゃアレだよ。他のクラスはそーゆー事あるけど、お前らは腐ったみかんだから』 先生は、その質問に頭を掻きながら答えた。 …ってか、腐ったみかんって!! 生徒に向かって言う言葉じゃないし、アレだろ!? あのドラマ、パクッたろ!? 桂『先生。それはアレですか。俺達が問題児だからと言う事ですか?』 今度は、長髪の男の子が質問をした。 銀『まぁそーゆー事だ。問題児じゃねー奴も居るがな』 それ、私だよ。 私、何もしてないもん。 そんな事を考えていると、先生と目が合った。 心なしか、ニヤッと笑ったような気がする。 この時は、まだ 前途多難な高校生活を送る事になるなんて思ってもみなかった…。  
/70ページ

最初のコメントを投稿しよう!

274人が本棚に入れています
本棚に追加