Chapter5:特別課外活動部

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夜 巌戸台分寮 4階へと到着すると、部屋に招き入れられた。 そこには幾月、美鶴、真田、ゆかりが座っている。 幾月 「お、来たか。身体の方は大丈夫そうで何よりだ。退院早々、ここへ呼んだのは他でも無い。君に話さなきゃいけない事があってね。まぁ、かけて」 蓮は促されるまま、空いている椅子に座った。 幾月 「今日はあと1人、招待しているのだけど、まだ来ていないんだよ…。あ、そうそう。前に名前だけは言ったと思うけど、彼が真田君だ」 真田 「よろしくな」 呼び鈴の音が鳴り響く。 幾月 「来たようだね。岳羽君、迎えに行ってくれないか?」 ゆかり 「あっ、はい」 ゆかりは椅子から立ち上がり、部屋を出ていった。 しばらくすると、ゆかりと招待されたもう1人が入ってきた。 蓮 「………………………は?」 蓮はもう1人を見て、寝不足でボーッとしていた頭が一気に覚めた。
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