第ニ節 帰還そして始動

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「それより貴方、せっかく助けたんだから私に協力してくれない?帰りたいならお家探してあげるよ〜?」  話を一気に変え、どうする~?と少しからかい気味にクリアに言った。 「むっ、きょ、協力するよ!助けてもらったみたいだし!恩を返すまで帰らないよ!」  子供扱いされるのに反発するお年頃。当然女性の挑発にも反発して、即答する。 「ありがとう~!」 「……っ……!?!?」  少年のその言葉にレイラは満面の笑顔になり、彼を抱き締めた。  白く柔らかい豊満な胸が少年の視覚いっぱい、触覚いっぱいに広がる。  だが、幼かったクリアには刺激が強すぎたらしく、気絶してしまった。 「もう、しょうがないなぁ」  確実に悪いのは彼女なのだが、まるで少年が悪いかのようにため息をついて、レイラは気絶をしたクリアをベッドに寝かし、毛布をかけた。
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