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ルネスの言葉聞き、キースを撫でていたクリアの手が止まった。
危険を察知したキースは、そそくさと離れて、レイラに方へと駆け寄る。
「あっ、レイラさん?初めましてに……なる……かな?」
「そうだよー!でも、手紙のやり取りしてたもんねー。よしよし~」
レイラに撫でられて、キースはさっきと同じ様に気持ちよさそうに目を細めた。
初対面のようだが、しっかりと交流が図れているようだ。
「ふーん。レイラさんとも知り合いみたいで仲良しだね~。……一体どういう事!!」
ルネスがクリアの目前まで詰め寄る。いや、もはやお互いの額がぶつかる寸前まで来ているため、零距離だ。
「えっと~、実はキースとは連絡取ってました~なんちゃって〜、アハ……ハ」
例のごとく、クリアは殴り飛ばされてうなされる羽目になった。辺りに血飛沫が舞う。
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