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『…』
『鈴?聞いてる?』
この電話はキットあたしを驚かすためで本当は『嘘だよ』って笑って言ってくれるんだ。
私は心の底から願った。
『別れよう?』
『嘘…ばっか…冗談でしょ?』
『冗談なんかじゃないよ。
俺は本気だよ。』
『…ブチッ』
ツーっツーっツー…
ねぇ陵祐、嘘って言って?
冗談だよって笑ってよ…
そんな真剣な声で話さないで。不安になるじゃん…
今はまだからかってるだけだよね?
明日になったら、教えてくれるんでしょう?
長い間、こんな嘘憑かれたら
あたしおかしくなっちゃうよ…
陵祐の嘘つき。
神様
神様はあたしの事が嫌いですか?
あなたは私の幸せをどうして
奪うんですか?
私に何の文句が有るのですか?
もうあなたの事は信じられない
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