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「キーンコーカーンコーン…」
高校のチャイムが一日の学校生活の終わりを告げる。
「おい、港、知ってるか?」
「何が?」
いつも通り、友人である堂嶋との放課後の会話が始まった。
「ネット上にある、呪われたサイトだよ。」
「あーあれか。警察も捜査が困難でまだ真相がわからんらしいな。」
「パソコンの前や携帯を片手に謎の血まみれの死体。うーん、こう言うのは興味を引くね~。」
「そこの死体は不気味なサイトを開いてるらしいな。でも警察は国民にそのサイト名を公表する訳には行かないから、俺らは見つける事すら困難だ、日が暮れちまう。」
「でもな~それが手に入ったんだ。」
「止めとけ。本当にそうだったら、お前はどうすんだよ?」
「たかが、サイトだから閉じれば良いじゃん。」
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