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「そんな問題じゃねぇーだろ。呪われてるんだぜ。絶対消せねーよ。」
「港、俺の心配か?」
「心配もなに…」
そこに三人目の声が港の声を遮った。
「港と堂嶋何喋ってんだよ~俺も加えろよ~。」
堂嶋は揃ったかと思ったばかりに話し始めた。
「やっと来たか、タコ」
「俺はタコじゃない、月神だ。」
「タコ、ネットの噂は知ってるよな?」
「堂嶋~知ってるに決まってんじゃん。」
「そのサイト名が分かったんだ。」
「マジかよ!?」
反応したのは月神だけで、
一度聞いたセリフを港は黙って聞いていた。
月神の反応の後に、堂嶋は続けて話す。
「他のやつらには内緒だぞ。あまり自信がないからな。」
港と月神は同時に口を開いた。
「自信がないのかヨーーー。」
「そんなこと言うなよ。」
港が口を開く。
「どこからその情報を…?」
堂嶋が口を開く。
「裏サイトだ。情報元ではサイト名は赤の扉だ。」
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