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今日は、土曜日で自分の
部屋で悠里とメールを
していると
母「雛ちゃーん、お買い物に
行って来てくれるかしら?」
と、お母さんが、言った
雛「えぇ、あたしがぁ!?
彩希(サキ)姉に
頼めばいいじゃん!」
彩希姉とは、4つ上の姉のこと
母「彩希は、さっき
出掛けちゃったのよ…」
雛「もぉ~しょうがないなぁ」
あたしは、面倒くさがりながら
下に降りていった。
母「お金と、あと買うもの
この紙に書いてあるから
よろしくね?」
雛「は~い、行ってきま~す」
ガチャ
バタン
あつ~い…今の季節は
夏。だからとても暑い…
はぁ…
ダラダラ歩いていると
あっというまに着いた。
家からマ●ヤまで5分くらい
雛「えっと、キャベツと
なすとニンジン…あとは…
あぁ!!もぅ、なにこの量は!
一人で買い物かごの重さと
戦いながら、レジへ向かう。
店「お会計、7542円に
なりまぁ~す。
ありがとうございました!」
買い物袋は、4つ
当然重たいに決まってる。お店を出ようとすると
不良たちが、近寄ってきた。
不1「姉ちゃん可愛いねぇ?」
不2「ちょっとで、いいんだ
一緒に遊ばない?」
そう言って不良たちは
あたしの腕を掴む
雛「ちょっ、触んなで!
離してよ!」
不1「まぁまぁ、そんな
怒るなって!」
不2「ちょっとでいいんだ」
嫌だ…何?コイツら…
誰か助けてよ…
そう思った時…
?「おい、何しとるん」
少し低めのこの声…
雛「兎澤…」
不1「何だ、男連れか…
行こうぜ?」
智「お前、一人で
何やっとんねん!
女一人で危ないやろ!?」
はぁ!?[大丈夫か?]の
一言もないわけ!?
雛「そっ…んなこと…
言わ…れても…」
泣きそう…声が震えてきたし…
智「…泣くなよ」
雛「だっ…て…」
ふわっ
急に視界が真っ暗に
なって、香水の
香りがした
あたしは、抱き締められていた
智「アホ」
雛「っ…何よぉ…」
智「お前が泣くと調子
狂うやんか…」
あれ…?少し…顔が赤い…
.
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