第3⃣話

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今日は、土曜日で自分の 部屋で悠里とメールを していると 母「雛ちゃーん、お買い物に 行って来てくれるかしら?」 と、お母さんが、言った 雛「えぇ、あたしがぁ!? 彩希(サキ)姉に 頼めばいいじゃん!」 彩希姉とは、4つ上の姉のこと 母「彩希は、さっき 出掛けちゃったのよ…」 雛「もぉ~しょうがないなぁ」 あたしは、面倒くさがりながら 下に降りていった。 母「お金と、あと買うもの この紙に書いてあるから よろしくね?」 雛「は~い、行ってきま~す」 ガチャ バタン あつ~い…今の季節は 夏。だからとても暑い… はぁ… ダラダラ歩いていると あっというまに着いた。 家からマ●ヤまで5分くらい 雛「えっと、キャベツと なすとニンジン…あとは… あぁ!!もぅ、なにこの量は! 一人で買い物かごの重さと 戦いながら、レジへ向かう。 店「お会計、7542円に なりまぁ~す。 ありがとうございました!」 買い物袋は、4つ 当然重たいに決まってる。お店を出ようとすると 不良たちが、近寄ってきた。 不1「姉ちゃん可愛いねぇ?」 不2「ちょっとで、いいんだ 一緒に遊ばない?」 そう言って不良たちは あたしの腕を掴む 雛「ちょっ、触んなで! 離してよ!」 不1「まぁまぁ、そんな 怒るなって!」 不2「ちょっとでいいんだ」 嫌だ…何?コイツら… 誰か助けてよ… そう思った時… ?「おい、何しとるん」 少し低めのこの声… 雛「兎澤…」 不1「何だ、男連れか… 行こうぜ?」 智「お前、一人で 何やっとんねん! 女一人で危ないやろ!?」 はぁ!?[大丈夫か?]の 一言もないわけ!? 雛「そっ…んなこと… 言わ…れても…」 泣きそう…声が震えてきたし… 智「…泣くなよ」 雛「だっ…て…」 ふわっ 急に視界が真っ暗に なって、香水の 香りがした あたしは、抱き締められていた 智「アホ」 雛「っ…何よぉ…」 智「お前が泣くと調子 狂うやんか…」 あれ…?少し…顔が赤い… .
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