第4⃣話

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in~教室 あのキスは、一体… なんだったの? 軽い気持ちで? 雛「はぁ~…悠里… どうしたらいい?」 悠「どうって…んー… 兎澤君のこと、よく 知ってるのは 田辺くんとかだから… 聞いてみよっか?」 雛「うん…軽くね?」 悠「おっけぇ♪」 何考えてるのか、全く 分かんないよ… 兎澤のバカ… ボーッと廊下を歩いてると どん 誰かにぶつかった ?「わり、大丈夫?」 雛「あっ、うん大丈夫だよ!」 そう言って通り過ぎて 行った。 ぶつかったまま 座り込んでいたから 立とうとした時 ズキッ 雛「ったぁ…」 足首を捻ってしまった もぉ…やだ… あたしったら 何してるんだろ… ?「こんなとこに、座って 何しとるん?」 上から、声がして顔を 上げると 兎澤… 雛「な、なんでもない!」 急いで立つと足首に 激痛が走った ガクン 力が入らなくて 倒れそうになるあたしを 兎澤が支えてくれた 智「足首痛いんか?」 雛「べ、別に? 大丈夫だか…きゃ!」 大丈夫だからと 言おうとすると 兎澤が、あたしを お姫様抱っこをした 智「大丈夫なわけが ないやろ?ったく… 素直じゃねぇ」 雛「悪かったわね…」 兎澤が、向かった先は保健室 ガラガラ 智「あれ、先生いないやん よっと、座ってろよ? 湿布貼って包帯 巻いたるから」 .
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