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何で、そんな優しいの?
あたし以外の女の子にも
同じことしてるのかな…
雛「っ……」
智「雛?何泣いとん💧
足首痛かったん?」
違うんだよ…この涙は…
首を横に振ると、兎澤は
智「泣いてる意味が
分からんよ…
俺で良ければ聞くでぇ?」
雛「き……」
智「んな、小さい声で
言われても聞こえへんよ💧」
雛「あたし…兎澤が好き!
兎澤が、あたしを好きじゃ
なくてもそれでもいい…
だから好きでいさせて?」
あたしが、言ったあと
沈黙が走ったと
思うと兎澤が
喋りだした
智「アホやなぁ…俺が
雛を好きじゃないなんて
あり得へんよ…
わざわざ、好きでもない
女の子を家まで
送ったりするか?」
雛「そっか…じゃ
両思いってこと?」
智「そうやな(笑)
雛、俺と付き合ってくれるか?」
両思いに、なれた…
良かった…
あたしは、涙混じりに
返事をした…
雛「はいっ…」
智「っとに、泣き虫やなぁ(笑)」
雛「うるさい…バカ男」
智「バカ男やないで?
智也って呼べや♪」
そして、あたしたちは
静かな保健室で
キスを交わした…
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