第5⃣話

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悠「桐山くんへの気持ちが 分からなくなってきた…」 雛「悠里…」 智「悠里ちゃんは 涼が嫌いか?」 正直言って…あたしは 涼が、好きかどうか分からない 悠「分からない……」 智「そっか…悠里ちゃん さっき、何で泣いてたん? 理由があるんやろ?」 そして、全部話すと 雛「そうだったんだ… 信じられなくもないよね…」 智「俺さ、涼のこと少しは 分かるんや…アイツが 悠里ちゃんに言ったことは ほんまやで? 俺は、今年涼と一緒に 転校してきてな? 小学三年の時から ずっと一緒やねん。だから 大体アイツが何考えてるか 分かるんよ」 悠「全部…本当のこと…?」 智「ん、アイツは色々 不器用なとこがあんねん だからな?悠里ちゃんを 知らないうちに傷つけて しもったとことか あると思うねんな? 信じたくないことだろうけど 少しでもいいから アイツを信じてみたらどうや?」 雛「智也の言う通りだよ? あたしは、桐山くんのこと 何も知らないけど 誰にでも不器用とこは あるからさ?だから そんなに、深く考えなくても いいんじゃない?」 そうだよね…誰にだって 不器用なとこは、あるよね… 何もかも、完璧な人はいない… 悠「ありがとう…二人とも。 少し、楽になったよ…」 智「俺たちにはこれくらいしか できんけど…また何かあったら いつでも言うてな?」 悠「うん!」 .
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