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「はいっやめ~!」
さっきの女子生徒が2人の間に入った。
「なんだか知らないけど、2人とも仲良く仲良く!」
一瞬にして緊張状態が解けた。
「やっぱすげー…珠里先輩。」
黒澤 珠里(くろさわ じゅり)先輩。生徒会役員。生徒会の癒し系キャラNo.1。しかし、アニメを愛しており、腐女子化すると工藤先輩レベルになってしまう。ちなみに百合っ子である。両親は共に医者。身長は160㎝。
「ふふっそうかしら?ジュニアお茶飲む?」
「ここは『けい○ん!!』の世界じゃありませんよ!!そうですよね!?聖火先輩!?」
「珠里ちゃん私アールグレイねっ!!」
「聖火先輩っ!!」
「珠里ちゃん俺はブラックで。」
「上地先輩までっ!!」
「俺はイチゴミルクね~」
「くっ工藤先輩…」
「関東君と天津君はジャスミンティーでいいかな?」
珠里先輩は先ほどまで争っていた2人に聞いた。
「うむ…」
関東先輩はまたいつもの席に座り本を開きながら答えた。
「なんでもいいよ…」
天津先輩は教卓に腰掛け先ほどの事を未だ引きずっているのか不満げに答えた。
「ジュニアは?」
「俺はレモンティーで…」
珠里先輩に笑顔で聞かれて思わず答えてしまった。
「分かった。みんなちょっと待っててね~。」
「俺はっ!?」
会長だった。
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