生徒会

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「はいっ!!みんなお茶飲みながらでいいから注目して!!」 聖火先輩が教壇の上に立って言った。 「今日の議題は…」 「おっほん!!」 会長が咳払いする。 「アハハ…会長ごめんね~。」 その言葉を聞いた会長は満足げに立ち上がり教壇の前に立った。 「それでは今日の議題を発表する。」 会長は不気味に笑った。 「フフフ…今日の議題は校内に置ける異性間の不純かつ行き過ぎた性行動の撲滅だっ!!」 会長は何故か叫んだ。 「ひっこめー!!」 工藤先輩が立ち上がった。 「なんだね?工藤くん。意見があるなら手を挙げたまえ手を。」 会長は更にニヤニヤして言った。 「じゃあ、はいっ!!!はいっ!!!」 「工藤くん。」 「その議題に異議ありっ!!」 「何故だね~?」 「そっそれは…そうっ!!生徒会がプライベートな事に首を突っ込むのはまずいと思うからです。」 「学校は公共の場だよ~?工藤くん~!?異性間の不純かつ行き過ぎた性行動は見苦しく、そして、勉強の妨げとなるじゃあ~りませんか?」 「じゃあ…手を繋ぐことも異性間の不純かつ行き過ぎた性行動になるのかよ?」 「当然っ!!」 「勉強との関連性は?」 上地先輩が聞く。 「異性間でイチャイチャしてたら、集中して勉強できるわけないでしょうがっ!!」 「異議ありっ!!異性と一緒にいるからこそ勉強に集中できる人もいると思います。」 「それでは聞くが工藤くん。校内で異性と一緒に勉強できる人の割合はできない人より多いかね?」 「それは……」 「ハハハっ!!答えは否!!断じて否!!」 が、しかし、ここで会長は予想もしていなかった反撃を受ける。 「それって、先輩がひがんでるだけじゃないですか?」 斎藤が言った。
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