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斎藤 冬馬(さいとう とうま)。生徒会役員。同級生で冷静沈着を絵に書いたような奴だが実は学年一の毒舌王(自称)。また、実は隠れオタクでその事実を知っているのは俺と…
「うっ、斎藤…」
会長の顔が引きつる。
「そうだ!!そうだ!!付き合えないからって八つ当たりするな!!」
僕の後ろの席にいる奴が立ち上がって声をあげた。
那須 与一(なす よいち)。生徒会役員。同級生。さっき俺が言い掛けていた人物がコイツ。「冬馬が隠れオタクなら俺は隠れエロスだぁぁぁぁーーっ!!」と自分で言うようにむっつりスケベである(生徒会の先輩達にはバレている)。ちなみに弓道部に所属しており県二位の実力者。身長は176㎝。ついでに冬馬は169㎝。
「あわわわ~よっちゃん、先輩にそんなこと言っちゃだめだよ~。」
那須の隣りの席に座っている女の子が慌てて注意した。
「さっちゃん大丈夫だって!!会長だもんっ!!」
「俺は何者っ!?」(会長です)
緒方 早苗(おがた さなえ)。生徒会役員。同級生。生徒会きっての天然娘。また、那須とは幼なじみで小学6年から付き合っているらしい。身長は159㎝。
緒方はニコニコして答えた。
「そっかぁ!!そうだよね!!」
「そこで同意するっ!?」
「ふぅ…」
関東先輩はため息を一つ吐いて本を読み出した。
「コラー!!関東!本読むなー!!ってお前ら何やってんだっ!!」
「見りゃあわかんだろよ。将棋だ将棋。」
上地先輩は会長の方を見ないで言った。
「工藤…悪く思うな。」
「あぁぁぁぁーーっ!!飛車取られた!!」
会長は天津先輩を見る。
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