生徒会

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天津先輩は音楽を聞いていた。 仕方なく聖火先輩の方を振り返った。 「はぁ~国山さんどうする…って!!」 「おいしーーいっ!!」 珠里先輩と聖火先輩はケーキを食べていた。 「助けてくれ!妹よ!!」 とうとう会長は諦めたのかシスコン疑惑を裏付ける発言を高々と言っていた。 ガラッ!! いきなりドアが開いた。 ザッ!!と音を立てたかと思うと同時に俺を含めた生徒会のメンバーは椅子にビシッと座っていた。(天津先輩以外) 当然、将棋もケーキもその一瞬のうちに片付けられている。 ドアが完全に開くと同時に誰かが生徒会室に入ってきた。 「親父…」 天津先輩が呟いた。 そう、そこにいたのは校長だった。 「諸君!会議中誠にすまない。しかし、諸君に伝えなくてはならない重要な事があったので来た。」 校長は手に紙を持っている。 それに書かれいるサインを見た会長は驚いていた。 「国王のサインじゃないですか…?」
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