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T「真似じゃないっすよぇ。ただの意地悪っすよぇ」
いっちょ前に苛々してるらしい。
ア「じゃあさぁ、何でお前はお金出さんとビール飲めて、アタシはビール代払って飲まなアカンの?おかしくない?」
極力、ゆっくり静かに…異常行動と認識させるべく話した。
T「どッ…当たり前すよ。買って来るから払うんすよぇー!?盗めねぇし」
吹き出しやがったコイツ。
しかも論点ズレてっし。
ア「じゃあ、そのビール返して。自分のは自分で買ってきてや」
T「嫌っすよ。何でそんな嫌がらせするんすか」
ア「はぁ?嫌がらせちゃうやん。簡単やん。それはアタシが買って来たビール。お前が買ってきたんじゃない。だからお前のじゃない。そやろ?」
T「でも、●●さん(彼)も飲んでるじゃないすか!」
お前はアタシの彼氏か?
なんで自分が彼と同等やと思うのか。
ア「彼はちゃんとお金出して買ってんの。当たり前やろ?」
T「そんなん言ったって、本当に払ってるかわからないすよぇ!?」
ア「…ん?何がいいたいん?」
T「何で俺にだけ嫌がらせするんすか!」
彼が我慢できずに笑い出す。
アタシも、こんなに会話が成立しーひんかった事に苛々し始めた。
何で日本語やのに通じひんねん…。
T「行く所無いんす!
住む所無いんす!
金無いんすどうしろって言うんすか!」
ビールを床に叩きつけた。
うん。無理やコイツ。
ア「はぁ?何、血迷ってん?
調子のんのも大概にせぇやコラ。
人がいつまでも、やんわり喋ってると思うなよ。
テメェの住む場所が無くなったんはウチん責任か!?
あぁ!?今日会ったばっかの人間に何じゃその態度は!責任転嫁も大概にせぇ!んなモン自己責任じゃ!
んで、ココは貴様の家かコラ。
何いっちょ前にキレてビール投げてんの?
貴様のモンちゃうやろうが!
この空っぽの頭で理解出来てますか!?
おぅ、この傷どないしてくれんねんな。」
胸倉掴んで…
まくし立てて…
手を出すのは我慢して…
頭掴んでフローリングについた傷を土下座させながら見せつけてやりました。
彼「もうやめ。」
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