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「ここの町にはアニマルズが2人もいるのか…」
アルマジロは小声で呟く。
「おい犯人!続きと行くぞ!」
「ふん!土の地面にいることでもうお前達の負けだ!こっちから行くぞ!」
するとアルマジロはモグラのように地面を掘り始めた。
数秒でアルマジロは姿を消す。
「どこだ…、どこに隠れた…!?」
2人は周りを見渡し始める。
「ここだ!」
声と共に、アルマジロが武の左斜め後ろから現れ、爪で引っかいた。
「ぐあっ!」
「武!」
充はアルマジロを攻撃しようとするが、また地面に隠れてしまった。
「次はお前だ!オオカミ!」
「(落ち着け…落ち着くんだ…)」
「喰らえ!」
アルマジロが後ろから現れ、攻撃しようとした。
だが充にはそれが見えていた。
「ここだ!」
「ぐああっ!」
充は後ろ足でアルマジロを蹴り飛ばした。
「何で…俺の居場所が…!?」
倒れながら、アルマジロは尋ねる。
アルマジロの姿は徐々に少年の姿に変わっていた。
少し長髪で、金髪が少しかかっている。
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