宣告

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「三杉和司。お前がMBSだ。何か言うことはないか?」 俺はむすっとした顔で言った 「いや…別に…」 どうせ、ビリな奴を皆で笑って、矯正プログラム受けて成績を上げる そんな感じだろう 「そうか、ならお願いします」 教室の入り口がガラッと開くと、黒ずくめの厳つい男が二人、教室に入ってきた 「な…なんだ?」 隣のクラスでもうるさいほどの悲鳴が聞こえた 俺は、怖いと感じたんだ 黒ずくめは、俺に変なスプレーを吹き掛けた 次の瞬間、俺は意識を失い、倒れてしまった
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