プロローグ

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20xx.8.23.昼過ぎの2:00過ぎ。 俺、小暮坂 雅紀は屋上に居る。 (こんな糞暑い中、授業なんて受けられる訳ねぇっつうの) と言うことで屋上でゴロゴロしている…。 周りは蝉の合唱が鳴り響いていて、鳥達は空を飛び回っている。真夏の太陽は俺にあたり肌が痛い。 (暑い中、鳥みたいに空を飛び回ってみてぇな~、気持ちいいんだろうな) などと考えていれば頭の上に気配がある、視線を向けると女子生徒が立っていた。 マサキ「なんだよ、お前もサボりか?」 ???「違います。サボりなんかじゃありません、あなたを探して来るように先生に頼まれたんです」 マサキ「なんで探してんだよあのバカ教師」 ???「あなたが授業をサボり過ぎるからです!」 わざわざ探してきて注意をしてくるこの女子生徒は、黒崎 瑠璃。クラスの委員長で幼なじみ。 小さい頃は敬語も使わなかったが高校に入ってから、なぜか敬語を使うようになった。 解説は止めて話に戻る…
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