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階段を降りている間、バタバタと慌ただしい足音が聞こえる。
ルリ「周りが慌ただしいですね」
マサキ「そんな事言わずに早く行けよ!」
ルリ「そんな焦らせないでください!ちゃんと行きますから」
雅紀は男らしく前を歩かず瑠璃にひっついていた。
階段を降り終えて周りを見てみると。
生徒のみんなが血相を変えて走っていた。
セイト男「うわぁー!!!早く行けよ!!邪魔だ!!」
などと慌てて逃げているものがいた。
セイト「おい!!雅紀!!どこ行ってたんだよ!!」
と怒鳴りながらきたのは、長沢 尚志、瑠璃と俺の幼なじみであり瑠璃の彼氏。空手をやっている。
ルリ「尚志!!!何があったの!?」
ヒサシ「学校内で暴力事件があったんだよ!!!とりあえず逃げるぞ!!2人共!!」
マサキ「なんで逃げるんだよ!!ただの暴力事件だろ!?」
ヒサシ「違うから言ってんだよ!ほら、行くぞ!!」
マサキ「わかったよ、行けばいいんだろ!行けば!」
三人は走り出した。
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