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とりあえずこの場にいてもしかたないので人を探すため辺りの探索を始めた。
寺をしばらく歩き回っていると子供が遊んでいるのが目に入った。
・・・・子供に道聞くのやだな。
ま、いいか。とりあえず開き直るしかねぇ。
剣一「ねぇねぇ、此処って何処?」
子供「ここー?京都だよ。」
きょ、京都?な、なんで?東京にいたのに?
剣一がまたパニックに陥っていると後ろから声が聞こえてきた。
?「あれ、今日は違う子に遊んでもらっているの?」
子供「ううん、この人迷子になってるからここ何処か教えてあげたの。」
チッ、余計なことを。
その青年は肌が色黒で爽やかなスポーツマンタイプな感じだ。
ぶっちゃけイケメンだ。
男は少し考え込んでから
?「僕、この人と大事な話があるから今日はごめんね。」
男は申し訳なさそうに子供を帰らした。
すると急に男の目付きが変わり空気が変わった。
?「で、君は何処から来たの?」
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