囚われの剣一

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剣一「東京からだけど。」 男はふーんとただ頷いただけだった。 ?「東京?聞いたことないね。君のいるとこではそんな服装が流行ってるの?そんなわけないよね。薩摩でも長州でもなさそうだし。かといって異国の人でもないし。・・・・君面白いね。」 なんだ、なんなんだ?この人何がしたいんや。 ?「君、竹刀持ってるね。ってことは剣道できるね。勝負しようか?僕に勝ったら見逃してあげる。でも負けたら捕縛する。それが僕達のルールだから疑わしきは捕縛しないといけないから。」 ま、まぢかよ。俺が何したんだよ。でもやるしかない。 剣一「いいよ。でも俺強いよ。」 ?「ふふ、楽しみだな。ぢゃあ本気でやろうかな。」 男がそういうといきなり空気が変わった。さっきとはまるで違う。 身体が重いし、呼吸もしにくい。や、やばい。身体が動かない。 ?「行くよ。」 剣一はあわてて男の方を見た瞬間・・・フッ な、き、消えた。 瞬間剣一は意識を失った。
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