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西暦1911年10月10月
西暦1911年10月10日。
この日…清の革命党【孫文】を中心とした武昌の駐屯軍が、武力蜂起した。
北京・紫禁城
真「ホントにやる気でないよな~、ウチの隊ってマジで187(嫌な)隊だぜ。」
神門真(ミカド・シン)
陸軍大学校を首席卒業後、関東総督府近衛第187特務分隊(通称・嫌な隊)の分隊長として、清の天津に派遣されている、この物語の主人公である。
兵「神門大尉、内容はたかが溥儀の拉致じゃないですか…これも孫を出し抜く為ですよ。
南方で連中とドンパチやるよりマシでしょう?
これ成功したら少佐殿ですよ🆗」
真「出世ね~💧興味ねぇし💦
大体動きたく無いから暇な隊選んだのにな~」
兵「そろそろ奴等来ますよ。
手分けして探しましょう。
溥儀は3歳ですから、きっと後宮だとは思いますが…」
真「分かった。
じゃ手筈通りに、例の場所に二四○○にな」
兵「ご武運を!」
真「お前もな」
二人は闇に消えた。
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