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ロレ「因幡洋、現職探偵。家族は弟が一人です。人工授精により警察犬として生まれ育ち、エリート警察犬の道をまっしぐら。弟との仲も良く公私共に順風満帆な生活でしたが、その弟が突然の失踪――以来警察犬を辞め、個人で捜索を続けています」
ガブ「身長は?」
ロレ「…174㎝」
ガブ「うわイラネっ、んな犬売っ払え!!下僕ってのは目線より頭が低くないとダメだ!上限162㎝!!大きすぎても小さすぎてもいかんのだ!!最低146㎝いる!」
ヴァレ「相変わらず愛が歪んでるの…ガブリエラ!狼男を生け捕りにするであろー」
ガブ「了解首領(ドン)」
優太「先生、お手紙届いてますよ」
洋「オールバーック♪前には髪がナッシーング♪…毛紙なら嬉しいのに」
圭「なにその歌」
ガブ(手紙)
「兄へ、15時に工場跡地で会おう。ワナとかないので一人できてね。P.S.ワナではありません。弟より」
洋「うわー何着てこ!?」
圭「信じる心はステキだけども!!弟って何!?いるの!?」
洋「白くて軽いペルシャ猫のシッポみたいな毛をしてんだ!遥つって17だから…圭の一個上か!圭の方がよっぽどシッカリしてらあ。二年近く行方不明でな、他に家族いねーからイヤでも気になるよ。ここは、いっちょ更に大人っぽくなってる兄を見せつけてやろーな!」
優太「コーディネートは任せてください、どうみても成人(オトナ)ですよ」
圭「優太君、因幡さんの年だとそれ逆に若返る。その人今スゴイ浮かれてるから本当そのまま行っちゃうよ」
洋「おまえらは留守番!」
圭「一人じゃ危ないですよ、どー考えてもあやしい!ワナですよコレ!」
洋「ワナにハメられる心当たりがねえよ。俺、皆に愛されてるもん」
圭「どこから来てるの!?その自身!昔、逮捕した人に逆恨みされてるかもしれないじゃん!後でがっかりしないためにも言うよ!弟は来ない!行っちゃダメ!」
洋「んなこと言って本当に弟だったらどーすんだ。責任とって弟になってくれんのか?」
圭「兄が変態なんて絶対嫌だ!!………ごめん、つい勢いで…因幡さんはいいお兄ちゃんだよ!!」
洋「俺だってお前が弟なんて嫌だもんねバーカッ!リンス飲んで死ね!」
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