1年前の物語

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キミを手放してカラ1年経った。 何度後悔しても何度懺悔しても足りないだろう。 1人寂しい思いをさせてしまってごめんね。 弱くてごめんね。 守ってあげれなくてごめんね。 謝って許してもらぉぅなんて思ってない。だけど、謝る以外の術を知らない。 ---------------------- 教会に盗みに入った泥棒は、神様カラ勘当されちゃった。 もぅ愛してくれる人はいないンだょ。 それでも誰かに愛して欲しくて、真実を隠して被害者ぶった。そしたら優しくしてもらえるカラ。 でもね、泥棒さんは罪の意識に苛まれる日々。慰めて貰える立場じゃない事をよく分かってるカラね。 だから、みんなに罪を打ち明けるンだ。責められてる間だけ許しを請うことができるンだ。 だけど罪は消えない。。。ずっとカラダに染み付いて消えないカラ。。。 だってあの時の感覚は忘れないもん―。 ----------------------- キミに信じてもらえればいい。 キミだけが信じてくれればいい。 凄く,すごく,大切に思ってたょ。それだけは分かって欲しい。 でも多くは語らない。だって言い訳がましくなっちゃうから。
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