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紅夜の隣は俺の隣なのに、なんで会計が隣にいるんだよ
って、はは、なに思ってんの俺
こんなんじゃヤキモチ妬いてるみたいじゃん、俺はノーマルっ……うん。だからきっとこれは友達をとられたみたいな感じだよきっと、そうに決まってる
そうじゃなきゃ、俺が紅夜を好きみたいじゃないか
……知らないフリしたのに
「刹那、どうした?」
「ーーっ!?」
あ?え?俺はなに思ってた?
いつの間にか目の前には紅夜の顔があった。ちょ、近い近いって
「ち、近いって!?」
「あ?悪い」
素直に離れていく紅夜にホッとした。あれ以上はちょっと
「で?」
「え?」
「どうした?何か深く考え込んでいただろう?」
「何でもないよ」
「本当か?」
「うん」
言える訳ない。紅夜のことを考えていて尚且つヤキモチ妬いてたかもしれないなんて、言えるわけないよ。でも他に何か思ったような…
「ならいい「なんだ、お前等仲良いんだなだからソイツのことに会長様が出てきたんだな」…」
いきなり委員長が話しかけてきた。しかも紅夜のセリフに被って、空気をよめ!
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