12.風紀参戦と無実証明

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「んー遠慮しまぁす」 「俺と雷と仲だろ?遠慮なんて何もいらねぇよ」 「あは、委員長との仲なんて何もないからねー」 「今からあるんだよ」 拒否られても頑張るね。萌えるからグッジョブだけど 「刹那」 「…紅夜?」 するとまた紅夜が話し掛けてきた。さっきと違って声の音量が小さいけど 「どうしたの?」 「今のうちに出るぞ」 what?何て言いました? 「もう一回聞いていい?空耳が」 「だから、此処から出るって言ってんだよ」 どうやら聞き間違いじゃなかったようだ 「まだ委員長たちがいいとは」 「知るか。お前は犯人じゃなかったんだからいいだろ」 激しくよくないと思うんですが!?犯人じゃなくても一応被害者だしね 「でも…」 「あぁ、もう行くぞ」 引っ張られて風紀室をあっという間に出て行く 委員長は会計に夢中で気付かなかったよ。副委員長はそれみて笑ってるから分からないし、…ツンデレちゃんは、何故かもういませんでした
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