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「敬太よ、おぬしにはおぬしがいた世界とは別の世界、【クアルボーテン】という世界に行って気ままに過ごしながら世界を救ってほしいのじゃ。」
おぬしが続くと聞きづらいな。てか異世界とな?
「…面白そうじゃないか。」
「ふぉっ、ふぉっ。じゃがおぬし「敬太でいいよ。」
「そうか。敬太の世界ほど【クアルボーテン】は発達しておらんのじゃよ。」
「じゃあ俺からしたら一昔前の世界ってことか?」
「ふむ、具体的にどれくらい前かはわからんが、敬太からすれば電気や水道などの機能はほぼ未発達じゃな。」
「なるほど。」
かなり生活がしづらそうだな。
「じゃが、敬太の世界にはない【魔法】がある。」
な…なんだてぇ!?
マスオさんもビックリじゃないか!
「あ…あれか!?手から火を出したり、水を操ったり…二次元に行きたいと思った事がある奴のほとんどが一度は欲しいと思い、自分の聖なる息子を守り続けた男こそが得るという……あの力か!?」
「そうじゃ。熱く語るほど敬太が欲しいと思っていた力じゃ。しかし【クアルボーテン】では敬太が言った事よりも高度な事もできるようじゃぞ?」
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