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「な…に!?例えばどんな事なんだ?」
「ふむ。そうじゃな、今話すと長くなるし、めんどくさいからに魔法については後から敬太の頭に情報を入れておくとしよう。」
はい来ました、神様の力。
「わかった。他には何かあるか?」
「そうじゃな、魔法以外にも敬太の世界とは違っている事がある。クアルボーテンには敬太が知ってる動物はいない。」
「予想はつく。魔法があるって事は大方魔物がいるって感じだな。」
ふっ、と小さく笑いながら答える。魔法ファンタジーには絶対な設定だからな。
「そうじゃ。敬太は頭の回転が速いのぉ。他にも違っている事はあるが、魔物やそれらについてはクアルボーテンで過ごすうちにわかればよいじゃろ。」
目を細めて微笑みながら話す爺さん。
随分適当だなおい。
「しかし、魔法や魔物が存在し、地球ほど発達していない世界で俺は生きていける程知識がある訳でも強靭なわけでもない。どうすればいいんだ。」
異世界に行ってすぐにおだぶつってのは絶対嫌だよ?
「ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ。それに関しては心配するでない。敬太に神様からの能力を授けるからの。」
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