同居生活!?

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『あ、あなた、誰よ!!ここはどこ!?』 『冬夜(とうや)』 『名前聞いてるんじゃないわよ!……っ、痛ったぁぁぁぁ……』 自分の声が頭に響いて、思わず頭をおさえる。 『飲み過ぎだな』 冬夜は、立ち上がると、キッチンから水の入ったコップを持ってきて、あたしに差し出した。 『女が飲み過ぎてあんな所で寝てたら、ナニされても文句は言えないな。無防備にも程がある!』 『あなたに言われたくないわよ!あたしを、連れて来たくせに!!』 『だから、文句言えないだろ?オレがどうしようと、あんなとこで寝てる方が悪い』 『なっ……』 『ほら、水。二日酔いだ、バカ!』 冷ややかな目で見下ろす冬夜から、あたしは黙ってコップを受け取る。 『服、クリーニングに出したからな』 『へっ!?』 今、何気なく、すごーく気になる事、言わなかった? 冬夜の言葉に、恐る恐る自分の体に目を向けると、下着姿の上半身がかろうじて布団に隠れている…といった状態だったわけで……。 『………!!ぬっ、脱がしたの!?』 布団を押さえながら、冬夜を見上げるあたしを、冬夜は見下した笑みを浮かべて言った。 『あんた、本当に何も覚えてないんだな。自分で勝手に服脱ぎ捨てて、寝たんだろーが、バカ!!』 『……っ、バ、バカバカ言わないでよ!あたしにも瑠那(るな)って名前があるんだから』 『あんたさぁ、酔ってたとはいえ、何であんなところに寝てたんだ?』 『そ、それは……』 言いかけて…あたしは、言葉を濁した。
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