麗紅学園

～始まり～

「うわっ何ここ・・・本当に学校？」

花園 梓（ﾊﾅｿﾞﾉｱｽﾞｻ）は只今大きくそびえ立つ麗紅学園の校門の目の前に一人ぽつんと立って困っていた。

どうしよう。これどうやって中に入るんだろう。このインターホン押せばいいのかな？

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

「ｶﾞﾁｬ･･はい？どちら様でしょう？」

「あっ今日からこちらに転入して来ました。花園梓です。」

「理事長から聞いております。どうぞお入りください。」

そういうとｶﾞﾁｬと切る音がし門が開いた。