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「さぁ 着いた‼‼
さっ 始めましょ」
ぐっとお嬢様に近づく
お嬢様の腰に手をつきもう片手で手を繋ぎ
音楽が流れる
「竜舞……あんた 上手いわね いつも パーティーでおば様達と踊ってるから(笑)」
『いえ 私はあなた様達に恥をかかせないため 練習してきたのです』
「恥?」
『はい……執事である私がダンスの一つも踊れないなどあなた様達に恥をかかせ 哉谷家に泥を塗ってしまいます。 だから 私は頑張って練習してきました』
「そうだったの……竜舞はすごいわね……尊敬しちゃうわ」
『めっそうもございません』
(本当は 彩香様と踊りたくて練習してきたんだ……あなたに 触れてみたくて……ずっと……)
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