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夏の衣装の撮影の合間に…悠里はスタッフと相談していた。
悠
メモに書いて見せる。
悠里の方からお願いするなんてめったになく…スタッフは快く聞いてくれた。
え「久しぶり♪悠里!!」
スタッフと話していると、えりながマネージャーと入ってきた。
悠「えりなさん!!」
え「雑誌、順調みたいね!!
近いうちにまた『親友フォト』やるからよろしくね!!」
手でOKサインを作る。
え「悠里…。」
えりなは、いきなり両手で悠里の頬を挟んだ。
悠「?」
え「悠里…キレイになった!!
なんか…前と違う気がする。
恋してる?」
頷く。
え「今なら…いいフォト撮れそうだね!!
楽しみに見させてもらうよ。
あ!!拓郎さんの写真集もだよね。
私も取るから…比べっこしようね!!」
悠「えりなさんに、かなわないよ。」
悠里は、えりなの耳元でゆっくり伝えた。
え「そんなことない!!
今の悠里なら…完全に圧勝だよ!!
私も頑張らなくちゃ。
じゃ、これから打ち合わせだから。」
悠「またね…。」
目を合わせて微笑み合い、去っていくえりなを見送った。
悠『私も…がんばらなきゃ!!』
悠里の笑顔に、スタッフも、こっそり見ていた雄平もホッとしていた。
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