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空を見上げる。 春子は、そこにいつも通りの星がいることに何故だか安心した。 これからどうしようか。 全くのノープランではない。 ただ、曖昧にもやもやとした、 でも色鮮やかな。 そんな糸を探していた。 とりあえずは寝るところだ。 当分人間1人が生きていけるぐらいの金は持っている。 小さい頃から、特に魅力的に思うものはなかったし、何故かわからなかったけど、必要になる気がしてこつこつと貯めてきた。
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