61人が本棚に入れています
本棚に追加
目が覚めた。
ベッドの横になり寝ていた僕の身体に西陽が綺麗に当たっている。
背中に手を当ててみると、びっしょりと汗をかいている。
気持ちが悪くて、着ていたシャツを脱ぐと、だらしない腹が姿を現す。
つい数年前までは割れていた腹も、だらしない生活と歳には勝てないようだ。
シャワーを浴びるために風呂場に向かう。
風呂場にある大きな鏡が僕の姿を映す。
「はぁ…だらしないな。」
休みの日だったこともあり、髪はボサボサ、髭も無作法にはえている。
西陽に当たっていたこともあり、顔をほんのり赤い。
最初のコメントを投稿しよう!