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家を出たのは午後になってから。
長袖の服を着ている俺と、俺の長袖の服にスカートをはいているシノ。
俺達はタクシーに乗り、駅に向かう。
その後、電車で海がある所の駅で降りた。
「海は少し寒いね…」
浜風で長い髪が靡いている横顔は、いつも以上に綺麗に見える。
最近の俺はおかしい。
シノがいなきゃ、生きている感じがしない。
心のそこから、シノを求めている。
もしかしたら…
シノのことが凄く好きなのかも知れない。
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