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~夢の中~
気がつくと、俺はあたり一面真っ白な世界にいた
尚「またここに来たのか…」
この世界に来るのは2度目である
しかし、空から落ちてきたのになんでまたこの世界に来てしまったんだ?
『ようやく目覚めましたね』
突然優しい女性の声が聞こえたが
周りには誰もいない…
尚「え…誰⁉どこにいるんだ⁉」
『私は…あなたの住んでいた世界の創造者です』
え?創造者?
尚「まさか…神様⁉」
『その通りです。あなたがいる場所はあなたの夢の中です。今いる世界と私のいる世界が違うため、私の姿を見ることは出来ません。神の力を使ってあなたに喋りかけているのです。』
尚「そ…そうなんだ💧」
『尚、あなたは今夢の中ですが、目が覚めた時にはゲームの世界にいるでしょう』
ゲームの世界⁉
尚「なんで⁉」
『あなたはゲームの世界に入りたいと思っていましたね?なので私はゲームの世界へあなたを導いたのです。』
マジすか⁉
尚「そうなんですか⁉」
『そうです。それだけではありません。ゲームの世界ではあなたが作ったキャラクターが寂しい思いをしていたのです。やがてその思いがあなたの夢となって現れたのです。私がゲームの世界へあなたを導いたのは、あなたがゲームの世界へ行きたいと思ったから、キャラクターの思いが夢となって現れたからなんです。」
尚「そうなんだ…」
『尚、あなたはこれからゲームの世界の人々と共に過ごさなければなりません。楽しい事、悲しい事、様々な出来事が起こるかも知れません。ですがあなたなら仲間と共に乗り越えられるはずです。』
パァァァァ
尚「え?なにこれ?体が…」
突然体が光り始めた…
『どうやらあなたが目覚めようとしているようです。大丈夫…あなたなら出来る…
きっと…』
神様がそういった時
俺は夢から覚めた
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