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僕の家は二階建てで、僕はこの家に一人で住んでいる。
両親は出張中で2ヶ月に一回帰ってくるかこないかだ。
けれども僕はそれを寂しいと思ったことは一度もない。
何故なら、僕の家には、一冊の不思議な本があるのです。
【ノーゼムの日記】という題名で、とても面白いのです。
しかし僕はこの本の中に妙なことを三つ見つけたのだ。
一つは、この世界についての記述なのだが、この世には天界と真淵と今僕たちが住んでいる、この現世があると書かれているんだ。
僕は夢現さんと違って、こういうことには興味がない方なのだが、この後にとても興味を惹かれる言葉が書いてあるんだ。
「ついに世界が完成した」とね。
僕はこれには非常に考えさせられたよ。
1日中これを考えていても、飽きない自信がある。
まぁこの世の誕生についての記述はそこで終わってしまったんだけど。
その後に、呪われし能力(カーススキル)についての記述があったんだ。
というのはこの世には勉強ができるとか、運動ができるとか、人が生まれつき持っている能力があって、人はその能力の種類(コード)に応じた性格を持っているんだ。
でも、その中には何人もの人を簡単に殺せる呪われし能力があるらしいんだ。
その能力の種類は特別でこの世に一個しかない。
でも呪われし能力は名前の通り、能力を使っている間、凶悪な呪いによって行動を制限されるようなんだ。
まぁそうでもしなきゃ人を殺し放題だからね。
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