妖艶な誘い

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特に用意するものがなかったためそのまま寝ていたがアジトに人の気配が現れたため目を覚ます。 「もしかして私が帰ってから動いてない?」 「特に必要な物もなかったしな」 俺は極力動きたくないタイプの人間。 インドア派なんだ。 「んで、もう行くのか?」 外の様子からしてまだ朝方だなぁ…… 眠い 「そうよ。とりあえず説明するわね――――」 長かったので纏める。 三国志の中で有名な武将が女になった世界。 ターゲットは大陸を一つにしまとめた人間。 寝取る女も予想以上に多い。 また仕込みを行うため妖妃の力を使い時間を遡ったりする。 向かうはターゲットが現れる前の過去の世界。 また俺が言えば妖妃はなんでもしてくれるらしい。 「理解した」 「流石幻よ。じゃあ行きましょうか」 妖妃の翳した右手の先に時空間の歪みができていた。 「ふっ、楽しめそうだ……」 その場から2人の姿が消えた
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