絶望と八つ当たり

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その後、ダンスレッスンがあった。 アタシが稽古場所に着いた時は、もうみんな練習を始めていた。 しかも、みんなめちゃくちゃうまい。 アタシなんか、全く比べようがない。 先生『おはよう、みんな!』 20代くらいの女性が入ってきた。どうやらこの人がダンスの先生らしい。 先生『あなたが………羅夢、ね。普通の学校なら、この国の習慣、文化などを説明しなければありません。しかし、ダンスに言葉はいりません。なので、早速練習に入ります』 曲がかかると、先生がまず手本を見せた。 さすが先生、かなりうまい。 先生『今回の課題は、このダンスを覚えること。1週間後、確認のダンステストをします』 い、1週間後!?そんなので覚えられるかな………。 先生『ハイ、じゃあみんな立って』 よ、よし!とりあえず、気合い入れないと!
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