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彼女は驚いたように、大きな瞳を丸くし、口からサイダーを離すと、彼をじとーっと睨みました。
彼はクスクスと笑ってから彼女の頬を撫で、そしてまたクスクスと笑いだしました。
彼女はむーっと、少し頬を膨れさせました。
そして彼女は彼にサイダーを返しました。
彼はまだ笑いながら、そのサイダーを飲もうとして口に運びました。
その瞬間、彼女はえいやっと、底を持ち上げました。
案の定、彼は一気にサイダーを飲まされたため、むせてしまいました。
彼女はしてやったりと、悪戯っ子の笑みを浮かべ、彼の顔を覗き込み、舌を出しました。
そんな彼女を涙目で軽く睨むと、彼は彼女の頬をむにっと摘みました。
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