サイダー

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彼女も笑いながら、彼の頬を摘みました。 2、3分、二人は子供のようにじゃれあっていました。 僕はそんな二人を見て、思わず笑ってしまいました。 すると、彼女と目が合ってしまったのです。 あっ…と僕は慌てて視線を反らし…また戻しました。 彼女は恥ずかしそうに笑って、僕に微笑みかけてくれました。 僕は突然のことに戸惑いながらも、彼女に微笑みかえしました。 普段、僕は微笑むということをしないのですが、何故か彼女の微笑みには引き込まれてしまい、自然に返せていました。
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